2010年9月10日金曜日

高齢者の戸籍

暑さと疲れに負けず、寄り道してきました。
やればできるものですね。
布やビーズをうっとり眺めたり、手芸の本を立ち読みしたり。
いつも通り時間がかかってしまいましたが、ぬいぐるみ材料も無事に購入。
何故かあみぐるみの本が混ざっていたのは気にしないことにしましょう(ぁ)
住所不明な120歳以上の戸籍を消せるようになったと耳にしました。
120歳を超えた方はまずいないでしょうし、妥当な線引きだと思います。

先日の日記を読み返して誤解を招きそうな表現をみつけたのですが、
個人的な気持ちを言うなら、高齢者の戸籍が残っているのは別にかまわないと思うのです。
むやみに消すよりは余程良いと思いますし、戦後の混乱もあったのでしょうがない部分もあるでしょう。
最高齢者として扱われておらず、年金などもなく。
戸籍があるだけ、という状態ならなまわないと思います。

ただ、年金の不正受給が目的で~というのは言語道断ですし。
何十年もあっていないし、判らない。
などと平然と語るご家族をみると、寂しいなあ、と思うのです。
そこまで言われるようなご家族なら、親の側にもそれなりの事情があったのだろうとも思うのですけれどね。

全てがそうとはいいませんが、熱心に介護をされているご家族ほど理由があるものです。
離れて暮らしていても、定期的な連絡や里帰りをかかさないお孫さん。
介護で疲れていても、できるだけ家で過ごさせてあげたいから、と微笑むお嫁さん。
施設に入ってからも、まめに面会に来たり外出につれていく旦那さん。
忙しい親のかわりによく面倒を見て貰ったから。
嫁に来た私にとてもよくしてくれたから。
若い頃苦労をかけたから。
勿論、いかにも優しそうな方でもご家族との縁が薄い方もいます。
良い方だから大切にされるとは限りません。
けれど、大切にされている方は良い方だった、と言われる方がほとんどです。
ですから、事情も知らないご家族を一方的に責めるつもりはありません。

ただ・・・悲しいなあ、と思うのです。
ただ、それだけ。

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